こんばんは、筆者のザ・クスノキです。
G1シリーズ三日目を迎えました。
先に宣言しておきます、前記事の真面目な内容から一変して今回はユーモラスに肩の力をぐいっと抜いていかせて頂けたらと思います。
Aブロック注目の棚橋vsKENTA戦、大型パワー対決のファレvsアーチャー、名勝負の予感たっぷりのオスプレイvsSANADA、そしてカズちゃんvs英国ダーク紳士、まさに目白押し。見所がありすぎて眩暈を起こしそうです。
しかしながら、私はどうしてもこの選手を取り上げてしまう・・・
はい、Evilですよ。
Evilvs飯伏戦、どちらが勝つか予想の難しい一戦でしたね。
Aブロックでの最も推す選手として私が挙げたのがEvil選手ですが(理由について更新済の記事にてご参照下さい)、飯伏幸太が開幕2連敗というのもなかなかどうしてそれはないだろうと。目の腫れもなかなかひかず、足首まで負傷し満身創痍に近い状態の飯伏選手とはいえ、いきなり2連敗はどうもなぁという気がかりは消えませんでした。
ただ私のそんな憂慮をあざ笑うかの如くやってくれましたね、ダークネスが。
ダークネスがよりダークネスに、ダークネスの高みを見せてくれた。
とにかく今回のEvilには躍動感が凄まじかった。あのぎっしりと肉の詰まった塊が相手の選手をがっちりと打つ、投げる、倒す。躍動する肉の塊、力の限りにEvilのダークネスパワーが爆発していたように思えます。
上背が他の選手よりも高いわけではありませんが、表情や声や雰囲気、そしてあの肉の詰まり具合からパンパンの重量感を感じさせるこの男には特別な何かを感じる気がしましす。
いや、もしや・・・、私がダークネスに取り込まれただけなのでしょうか?
完璧だったと思います、今回のEvilは。
Evilならこんな試合を見せてほしい、という期待に満点に答えてくれたこの日。
彼に求めるプロレスは過不足無く発揮され、パワーみなぎる躍動でした。
イービル~
ボンバー!
肉体のぶつかり。
一体なぜこんなにも衝撃が伝わってくるのか。それはEvilの持つダークネスが本領発揮されれば当然の事。ダークネスはリアルを伴うのです。誤魔化せない、このずしんという痛みの音感。聞こえてきますね、衝撃音が。
ん?何か狙っていますね・・・・
高みを見据えるような眼差し、、、
登った!
Evilが登った!
Evil・キャン・フライ!
ダークネスの高みが見えたのでしょうか。
Evilの眼前にはどんな景色が。
落下! まさかの自爆!
リスクを負わなければを得られないモノがある。あの雄大な光景を手にするか、その身を落下させ飛行失敗になるか。
しかし飛ばなければ分からない意志があり、高みを目指さなければ分からない感情がある。
Evilはこの高みを飛ぶという選択によって、強い意志と熱い感情を自身に問うたのです。自問自答、これがプロレスの根幹でもあります。
できるのか?耐えられるのか?相手を超えられるのか?
俺は何者なのか?
間違い無くこの飛行によりEvilは勢いを増し、終盤にかけて畳み掛けるかのように孟突進。飛行失敗したとしても、地上を駆け抜ける力があればいい。かつて若獅子だったこの男にも、ライオンの魂が消えていない証拠です。
獅子のように、あとは駆け抜けるだけ。突進するのみ。
さあ、仕上げにいきましょう。
this (狙う)
is (捕獲)
Evil! (刈る)
恐ろしい。人の支えでもある下半身を刈り取り後頭部から地面へ叩き付ける。
これがもしコンクリートの上だったらどうでしょうか?即死案件です。まさに命を刈り取られています。
土台を刈られ、間髪無く気付けば頭を叩き付けられる、、、相手の希望を絶つかの様な死の暗示とも言うべく技です。
技名はなんと「Evil」。
自身の名をそのまま付けたのには驚きましたが、ダークネスに染めあげるというのはこの事なのでしょうか。
相手の希望を刈り取る技、Evil自身そのものですね。
(でも技名もうちょっと凝ってほしかったなぁ・・)
優勝?もちろんEvilが取るはず。
この記事をもって期待を込めます。
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