魔王となったプロレスラー 破壊と創造
ケニーオメガの動向がどんどんと明るみになっています。彼の物語が加速度的に進行していますね。
私は当ブログ内において、ケニー物語たる物も記事の一つとして書いております。もちろん個人の空想の域ですが、ケニーΩストーリーはまた更に大きなうねりを起こすのではないか、そんな気がしているのです。まだ未読の方はぜひ読んでもらえたらと思います↓
1.4棚橋戦にて、ケニーは主人公を目指していたはずが主人公の敵にされてしまいました。そして、その主人公になるはずだった男が敵になってしまったのち、彼が一体どのようになってしまうか・・。
魔王になる。そう私は書いたわけです。 が、、、まさか新団体AEW(オールエリートレスリング)の副社長という魔王になるとは・・・!
傷心のケニーはひとまず新日本を去り、たぶんAEWへ行くんだろうなとファンは皆うすうす思っていたはず。私も同じくです。AEWと契約するだろうなと。ただ、いきなり副社長という座まで手にしての契約とは驚きです。
AEWの副社長、こんな魔王の姿を選択するとは予想外でした。
ケニーの存在感はワールドワイドにますます大きくなるかもしれません。
ケニーオメガ独占激白と題し、2月23日の東京スポーツにおいて記事が掲載されました。記事内でのケニーオメガの語りを抜粋しながら、私も感じたままに書いてみようと思います。
まずはこの部分から紹介。
“今の時代において、新日本がミスしていると思うのは、女子が試合に出られないことだ。昨年6月に俺が関わった「CEO×NJPW」(フロリダ州)では、女子の試合を1つ入れたくて新日本に提案した。結局『それは新日本ではない』と断られた。今はもう2019年だ。女子と男子は同じステージに立てると思っている。そして俺がいいと思っている女子選手はほとんど日本にいる。”
(2019年2月23日東スポ、ケニーオメガ独占激白 より引用)
完全に魔王ですね。まさに新日本へのダメ出しを躊躇なく口にする。確かに新日本プロレスには女子プロレスラーは在籍していません、ただ過去の大会にやシリーズにおいて女子プロレスラーが参戦した事はあります。しかしそれは一時的なものでした。
※以前、ジョニーローラーという女子レスラーが新日本のリングに上がった時
新日本は道場とヤングライオンという独自のスタイルがありますから、そこを女子レスラーも経験すれば初めて新日本に女子レスラーが誕生となるのではないかと思います。
私の個人的な意見としては、お祭り的な要素として、ゲストで女子レスラーが新日本のリングに上がるイベントが年に一回位あっても面白いと思います。
ですが入門テストから女子も対象にしてヤングライオンとして女性を育成、というのはちょっと違うんじゃないかという意見です。
単純な話、新日本のファン達が新日本プロレスに女子プロレスラーの存在を求めているでしょうか??という事です。
新日本側がそれは新日本ではないというスタンスを取るのも、別に男女差別だの男尊女卑だなんて話は全く1ミリもそこにはあるわけではありません。
入門テストに受かったヤングボーイが寮生活をこなしながら、ヤングライオンとしてデビューし、いずれ大きな獅子となる成長物語。その物語を大きなドラマとして新日本側も作り続けたいし、ファンもそれを楽しみたいだけの話です。
1980年だろうと2019年だろうとも、新日本が提示するスタイルが変わらないのであれば変わらないものとしてそこに在る、そいうものではないでしょうか。
ケニーの上記のコメントに関しては私は肯定的にはなれません。
ただ、日本の女子プロレスは海外の女子プロレスよりも、レベルは遥かに上なのは間違い無いと思います。女子プロレスでしか表現できない物語も確実にあります。動画でしか観た事はありませんが、私も女子プロレスの試合を観るのはとても楽しいです。ですが、新日本プロレスのスタイル・他団体のスタイル・女子プロ団体のスタイル、それぞれが独自のスタイルを構築するのが一番面白いのではないかと私は思うのです。
全部が同じ要素を持ち合わせていなければならないのでしょうか?みなさんはこれについてどんな意見をお持ちでしょう。もしよかったらコメントを頂けたらぜひ読んでみたいです。
もしも新日本プロレスが女子部門を創設する、となればそれはそれで新たな物語が生まれてくるかもしれません。しかし、新日本プロレスでそれをやる必要性があるのか??という疑問を拭えるかどうかが一番の課題になるのは間違いないでしょうね。
それまでのスタイルを破壊する。魔王が描くスタイルはAEWでどれだけ実現できるでしょう。楽しみです。
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次回へ続きます。
次回では更に東スポで語った部分に触れ、魔王についてもう少し書かせて下さい。
続記事です ↓↓↓
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