新日本プロレスを物語る!

新日本プロレスという最高の『物語』、それは必然と偶然が織り成す感情のドキュメント!主役は、レスラー全員です。

新日本プロレスという最高の『物語』、それは必然と偶然が織り成す感情のドキュメント!
主役は、レスラー全員です。

美しき高笑い   【ジェイ・ホワイト】

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こんばんは。筆者のザ・クスノキです。

 

猛暑・・・。酷暑・・・。日本列島は真夏の喘ぎでもはや気狂い寸前、皆様この暑さにお気は確かでしょうか。体調に充分注意したい所ですが私も肉体の疲弊を暑さにこれでもかと味あわされております。

 

しかし、この日本列島を駆け巡るかの如くその暑さ、いや、その熱さを体現している男達がいる。彼らの体現が熱の体感を私達にダイレクトに届けてくれています。

 

G1クライマックス29も中盤を過ぎ、遂に終盤戦を迎えようとしていますが、ここから更に体現体感はより一層に加速していくわけですね。

日常の暑さと非日常の熱さ、私達はこの灼熱地獄に耐えきれるのでしょうか。。。

 

選手達はそれぞれに勝ち点を得る為戦いを駆け抜けていますが、既に優勝決定戦進出を手に出来ぬ事が決まってしまった者も出始めています。しかし、G1の過酷さは最後の最終戦まで試合を放棄する事が許されぬ所にあり、優勝のゴールを夢見れぬ者も戦いの螺旋からは逃げられない。

 

G1にエントリーされた勲章は確かにその者に付加価値を与え、試合を通して、バックステージコメントを通して、選手によってはSNSの場を通して多様な表現の場における周囲の観測度合いが一気に拡がり、ステータスの向上を見込めるわけです。

 

だけど、苦しい。そこはかとない苦しみ。

優勝の可能性がゼロでもゼロじゃなくても、予定されている最終戦まで道のりの完走を強いられ、その間ずっとプロレスの観測者達の目にさらされる。肉体を試され、精神力を試されながらの旅路

 

毎年真夏のど真ん中で、この日本列島を旅する体現者達はその旅路でどんな足跡を残すのか。

 

私達はその痕跡を丁寧に拾い上げ、丁寧に楽しむ。物語は旅する者と観測する者の協奏と言えるのかもしれません。

 

協奏だなんて、こんな事を言ってしまうといささかプロレスラーの方々へ生意気な発言に聞こえるかもしれませんが、あくまでも私達は観る側。プロレスという空間の構築を観測し、楽しませてもらえる幸運な羊です。ありがたい。お金を払って観戦や視聴をできるとは言えなんとも贅沢な観測ではありませんか。

 

意味不明な話になりかけてしまいそうですから、今回の記事はサラっと言いたい事を簡潔に。

 

ジェイ・ホワイトがやってくれたね!

 

やったねジェイ!

きっちりと切り裂いてくれたね!

 

 

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まさにサラっと書きました、夏のベタベタには有効性抜群の速乾タイプです。

 

ジョン・モクスリーの一位通過もしくはジョン・モクスリーの優勝を望んでいるファンも居るでしょうが、申し訳ありません。私は残念ながらそうなってはいけないと思っています。

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どんな選手にもたくさんのファンが居るでしょう。もっと言えば、声高なファンだけがファンの限りでは無く、隠れファンやおとなしいファンも含めるとしてイメージだけではファンの数は到底分かりっこ無い。ただ、モクスリーは元WWEという肩書がある以上、ファンの数はむしろ国外に多いはず。数はかなりのものでしょう。

 

 

日本語でブログを書いておきながら海外のモクスリーファンに向けて私は再度言いますが、モクスリーに大きな顔をさせていてはいけない。新日本プロレスという物語である以上、この物語の中で産声を挙げた登場キャラクターが別の物語から来襲してきたキャラクターに飲み込まれてしまう等といった事態は断じて許していけません。

 

そうは言っても私も少し焦りましたよ、ジョンがあまりに連勝するものだからまさかこのまま独走態勢に入るんじゃなかろうかと冷や汗を少々ね。

 

ところがどっこい、やってくれると思っていた男がやってくれた。

 

やってくれなきゃいけない男がやってくれた。

ここでやってくれてこその男がやってくれた。

 

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まるで山びこの様に連呼してしまいましたが、本当にジェイにとってもこのG1シリーズにとっても、そして私達観る側にとっても大一番でした。

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ジェイがここでモクスリーを切り裂かなければ、ジェイ自身の存在価値は一気に下がってしまっていたかもしれません。

期待を裏切る事もスイッチブレードの立ち回りですが、ある状況下においては期待を背負う事もスイッチブレードの宿命なのです。

 

 

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それにしても、決着後に退散するジェイ・ホワイトの絵面を皆様はご覧になられましたか?

 

 

当記事のタイトルに書きましたが、まさに美しき高笑い

 

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異常ですよ、この異常なしてやったり感。

これはもはや芸術の粋であり、表情そのものがアートです。

 

ここまで美しい高笑いを私は知りません。

物語を切り裂き、と同時に物語の構築を新たに魅せる。そういう力を行使できるのがジェイ・ホワイトなのです。

 

ジェイがトップ・ヒールを選択しているにも関わらず、なぜ『期待を背負う』スタンスまで担わなければならないのか?

私のこれまでの記事をお読みの方はもうお分かりですね?

 

そうです、忘れちゃいけないのは彼が生え抜きだから。

 

今回の記事はあえてここまで。

次回の更新で続きを書いていく予定です。

 

ジェイの賛美ばかりではなく、次回の記事ではジェイの欠点について言及してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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