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こんばんは、執筆者のザ・クスノキです。
前回の記事ではスランプ感に満ち満ちた記事を書いてしまいましたが、私事ながら効果はやはりあったようです。僭越ながら、ザ・クスノキis BACK。
カムバックと大袈裟に言ってはいるものの、今までと変わらない私なりの私らしいブログ記事をお届けできたらと思っている次第です。
しかしながら、こういう当たり前の着地所に自分を戻すという心境は意外に難しいもので、そもそも自分なりの文章という形ですら一体誰がそれを望み目を通してくれているのか…。
この難題は自分の言葉に曇りを垣間見てしまったならもう大変。ドロ沼の精神世界がよもや螺旋階段の如く手招きをしてくれるでしょう。
仕事やプライベート、その根幹を目まぐるしく立ち回る人間関係。私は最近どうにもこうにもならない状態です。辛い事、悲しい事、負の心情は大量生産の一途を辿る中、新日本プロレスを観続けるこの事だけは止めませんでした。
私の「日常」は壊れそうなガラスの様な状態であったとしても、私にとっての「非日常」は絶対に壊れない。
なんとも有り難い事です。こういう時だからこそ「非日常」が支えてくれるのでしょう。だからこのブログ記事で自分の言葉を載せる作業にまた帰ってこれたのです。
このブログを誰がどう見てくれても構いません、いつかの記事でも書いた様に新日本プロレスが好きなどこかの誰かに私の感情が届けばそれだけで意義のある作業であると信じるしかないのです。もちろん、私も新日本プロレスが大好きだから。
さて、そろそろ今回の記事更新の内容に入っていきましょう。
まずは先に注意喚起をさせて下さい。今回の記事を書く上での注意喚起です。
“嫌なら観るな”は無しでお願いします。
そうです、「嫌なら新日本プロレスを観なきゃいい&文句があるなら東京ドーム二連戦を視聴しなきゃいい」これだけは絶対に無しでお願いします。絶対にです。
私がこれから書く内容は私の新日本プロレスに対する感情です、新日本プロレスというおもちゃ箱を手に取り感情の限りを込めて手垢をつけてつけまくる上での私の感情なのです。
そこには不満や文句にも似た烈情が織り込まれる部分は大いに有り得ますが、それでも私は観ます。
これは我儘なのかもしれません、ですがおもちゃ箱に対しては時に駄々をこねる行動だっで充分に対象内。
そこで嫌なら触れるんじゃない!というお叱りはナンセンスと言わせて下さい。老若男女、大人も子供も関係無いおもちゃ箱、新日本プロレスとはそういう異次元的プレイBOXであるはず。
私がまず記しておきたいのは二冠戦への今の心情。
やっぱりというかなんというか、、、やはり少しとってつけた感をどうしても拭えないんです。二冠戦への純粋なワクワク感やお楽しみ感が私の中でこの決戦の目前になってもどうしても膨張しきれないという所。どうしてもひっかかてしまうというか。。。
ここに来てまだそれを言葉にするのか?そう仰るファンも居られるでしょうね。しかし前述で釘を刺させて頂きましたので“嫌なら観るな”はなんとか喉の奥で堪えて下さい。先手必勝とは実に有効的です。
私のこの二冠戦への胸のつっかかりは選手に対して幾分かは違います。
最初に提言を口にした内藤選手については東京ドームに至る期間において流れを起こした要素は感じられますし、ある種、レインメーカー・オカダやエース棚橋への完全なる存在越えを体現する為の偉業着手という大義をそこには明確に見て取れるからです。ロスインゴを日本に持ち帰り変貌を遂げる前の内藤哲也からのストーリーを考えれば尚更。
あれだけ棚橋弘至という憧れに苦悩し足掻き、一気に自分を抜き去っていったオカダ・カズチカへの嫉妬にもがいた内藤哲也という最高のドラマ。
遂に東京ドームのメインでその偉業を以てすれば一つの区切りとできますし、着地点としては完璧の仕上がりのドラマです。
そう、問題は飯伏幸太ですよ。
彼は公式の直前インタビューでこんな発言をしていました。
“IWGPヘビーは最強のベルト、IWGPは最高のベルト”
一見納得のできるワードのチョイスであるかもしれません。しかし残念ながら私にはどうしてもすんなりと受け止められない。純真で無垢な私の心の柔らかい箇所でなんとか受け止めようとしても、やはりどうしても引っかかるのです。
プロレスにおいて大事なのは流れです。
例え少しばかり雑でもいい、なんなら多少のこじつけと大がかりな寸劇があったっていい。プロレスの自由度は流れを建造する為ならばわりかし大らかであって良いと私は考えていますし、そこに時間をかければかける程いつかの時間軸に違和感無く繋げられるというセオリーが確かに存在します。
ただし時間が無い時もある、その場合は過去の流れを掘り起こしたり他者の流れへの破壊活動で当人の流れを呼び起こす等のやり方があるでしょう。
飯伏幸太は今や新日本プロレス所属の選手です、本隊でのもう一人のエースと言っても過言では無い。しかし彼の流れを考える時、事実としては過去のストーリーがゼロから新日本プロレスにあるわけではありません。
それは事実です、彼のヤングライオンストーリーは新日本プロレスの大河ドラマの中には無く、彼はある程度の認知度とスター性を帯びた状態で新日本プロレスに登場したキャラクターです。
そんな彼が中邑真輔を媒介とし覚醒を促された流れを獲得したからこそ、中邑カラーに染め上っていたIWGPインターコンチに特別な感情を抱き続けたのは良く出来た流れです。そう、これこそが自然な流れです。
だからIWGPインターコンチとIWGPヘビーをほど良く同列に扱おうとし始めた飯伏幸太には無理があるように思えます。
多少雑でいいとは言いましたが、流れを念頭に置かない雑さ加減は多少所の範疇ではない様に私には感じました。
それならばいっその事、IWGPインターコンチへの情は断ち切っていいのかもしれません。中邑というキャラクターは大河ドラマから去りました。そして、国際色の意味合いに関しては今やIWGPUSヘビーがその責務を担おうとしています。
(※アーチャーVSモクスリー、最高に楽しみですね。このカードによってやっとUSヘビーベルトの存在感が光りを持ち始める予感がします。)
ならば、飯伏幸太はIWGPヘビー級ベルト戴冠の一本で今回の東京ドームのメインを飾った方が彼の流れには一番収まりが良かったような気が私にはします。
彼の持つ流れとは?
そうです、やっぱりあの流れは無かった事にはできないはずです。これに関しても「まだその流れを引きずっているの?!」と仰るファンは居るでしょう。でも私はこの引き摺る感情こそがプロレスを楽しむ最高の流れの一つであると断言します。
どんなに本人が濁しても、隠しても、消したくても無かった事にはできないあの流れ。
ちょうどもうすぐ一年前の東京ドームのメインイベント。
もちろん、IWGPヘビー級のベルトを賭けたタイトルマッチ。もう1人の“彼”はそこで敗れ去った。文字通り、新日本プロレスから敗れ去ったあの流れ。その“彼”はAEWという新天地へと飛び去ったのです。
そしてその一年後、同じく東京ドームのメインイベント並びにIWGPヘビーのベルトが賭けられた舞台に立つ飯伏幸太。
絶対に負けられないはずです。
過去の幻を消し去るとか、“彼”との時間軸を清算するとか、そんな物悲しい感情で観たいから言っているんじゃないんです。ただ、同じ舞台と同じ景色で一年前の“彼”と今の“飯伏幸太”の姿の想いに私は浸りたいのです。
でも結果は“彼”と同じでは駄目でしょうね。飯伏幸太は勝たなければならない。
二冠戦での飯伏幸太にはあまり感情を落とし込む事は私には出来ないかもしれない、しかし1,4東京ドームメインの飯伏幸太には私の感情は自然と引っ張り出されるはずです。
そういえば、このタイミングでAEWという言葉が遂に新日本プロレスの公式で発信されていました。クリス・ジェリコと棚橋選手の絡みの中でしかまだありませんが、これは来年に向けて新日本プロレスとAEWの交戦の可能性を感じ得ずにはいられません。
ならば、AEWから黒い翼の“彼”による来襲のカウントダウンも少なからず始まる予感さえ淡く期待しましょう。
だからこそ、もう一度流れが交わるその時の為にも、飯伏幸太は1.4東京ドームメインのタイトルマッチで勝利の姿を必ず見せなければなりません。
それこそが流れの醍醐味、と言えるのではないでしょうか。
だから観る、私は飯伏幸太の東京ドームメインイベントを楽しみに観ます。
◆最後まで読んで下さり嬉しいです。
次回記事更新にて、また覗きに来て下さいね。
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